杭工事スタート
こんにちは、前回ご紹介した建築工事も本格的に杭工事が始まりました!
今回は、建築物を支える役割を担う杭を造る工程「杭工事」の様子をご紹介します。
建物の土台づくりとして重要な役割を持つ杭工事には、「場所打ちコンクリート杭工事」と「既成コンクリート杭工事」の2つの工法が存在します。
今回の現場では場所打ちコンクリート杭工事で施工していきます。
この杭工事は現場で直接杭を造ります。
杭を造る地盤に穴を開け、そこに生コンクリートを流し込んで固めることで杭にするのです。
場所打ちコンクリート杭工事には、細かく分けると「アースドリル工法」、「オールケーシング工法」、「深礎工法」の3つの工法が存在します。
では、現場での施工と合わせて工事の流れをご紹介していきます。
杭芯合わせ
杭芯とは、杭の中心を意味します。杭芯は設計図を元にだします。
表層ケーシング用掘削
掘削を開始します。
表層部は崩れやすいので、ケーシングの建込み予定深度まで掘削する。
ケーシングとは杭の地表部の保護と杭の位置の確定の役目を果たす鉄管です。
表層ケーシング挿入
表層ケーシングを鉛直に建込んでいきます。
ケーシングセット後さらに掘り進めます。
ケーシングより深い場所は安定液を注入しながら掘削していきます。
安定液も適したものか検査してます。
支持層の確認をしながら土質も確認していきます。
支持層の確認後、根入れ掘削を行う。
底ざらいバケットで一次孔底処理を行う。
予定の深さまで掘れたか確認。
建築士に立ち合いさせます。
確認、検査、確認、検査・・
その連続ですね!
つつく
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